ついにやった！
前回のカナダＧＰまでで３レース連続リタイアと言う苦い思いをしていた佐藤琢磨がついに日本人として１４年ぶりに表彰台にあがってくれた。
いやぁ〜遅くまで眠い目をこすって見てたかいがありました。

僕は偶然にも２年前の鈴鹿決勝の翌週に表参道で佐藤琢磨にバッタリ出会ったことがある。その時は以外とまだ知名度が低かったのか、普通〜〜に歩いていて、話をすることもできた。その男がミハエル・シューマッハを煽っている姿なんてもうそりゃ興奮しますよ。

この日のレースは１週目からセーフティーカーが入り、その後もラルフ・シューマッハが救急車で運ばれてしまうなど、最終的には９台（10台だっけ？）のマシンしか残らなかったと言う大荒れ中の大荒れ。前３戦でいずれもリタイアしている琢磨は完走できるのか、終始ヒヤヒヤだった。実際パニスをオーバテイクしたときにはマシンが接触しているし、トゥルーリを捕らえた時もコースアウトするなど、いつもの琢磨らしい（？）かなり押せ押せな状態だったので結構心配の種は尽きなかった。

でもやってくれました。シャンパンファイトも記者会見も堂々としていて、印象的だった。表彰台に琢磨が上がったとき、ミハエルが琢磨の肩をたたいていたのもまた不思議な光景だった。「やっと来たね。」と言われてるみたいだった。

実際この日の琢磨はミハエルを１秒近く上まるラップタイムで走っていたし、実力あって手に入れた栄光だと思う。かっちょいい。これぞレースだ！ってのを見せてくれた。チームの作戦ミス（かどうかわかんないけど）みたいなのもあって、ピットの関係で上手く前に出られなかったりともどかしい場面が続いたが、これで３位にあがれるんだからきっと今シーズン中に優勝！なんてのも夢じゃないんじゃないだろうか。

がんばれ佐藤琢磨！

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